遥か昔、昭和の頃、おそらく小学生の頃だと思うが「明治は遠くなりにけり」という言葉を聞いて当時存命であった祖父が明治生まれであることを聞いて、昭和、大正、明治と3つの年号を生きていて本当に昔の人なんだなあと子どもながらに思ったが、ついに自分も3つの元号を生きることになった。最も、昭和は長かったのと、大東亜戦争敗戦という国家未曽有のできごとがあったため、日本の国にとって特別な時代であったと言えると思うが、平成が終わり新元号令和を迎えることに深く感銘を受けている次第である。さらに今回は今上陛下が生前退位されるため、昭和から平成に変わるときと異なり、御崩御に伴う喪に服すことなく、新天皇の即位を祝うおめでたい行事のみである。あと数時間で平成が終わる。齢52歳どう考えても残りの人生のほうが短いし健康寿命を考えると、よくもってあと20年である。しかし、新時代を迎えもう一度、新たな気持ちで、今年度の受験生の全員合格と、時代に即応した形の学習塾の集大成を考えていきたいと思う。